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【サービス評価】DARWIN funding

サービス分析レポート ・ 分析日: 2026年04月15日 ・ RE:Insight AI

総評

開発型ファンド特化で利回り6.55%を実現する一方、運営母体の自己資本比率6.1%という財務脆弱性が際立つ。24件組成の実績はあるが、評価A以上ゼロという品質面の課題も見逃せない。

非上場キャピタル型中心レジデンス中心
平均利回り
6.5%
平均運用期間
10ヶ月
平均劣後比率
12.9%
累計ファンド数
24件
▶ 公式サイトで確認する
4.0
利回り水準
2.0
安全性設計
2.0
事業者信頼性
3.2
投資機会
STRENGTH
開発型ファンド専業
24件すべてが区分マンション開発案件で構成され、平均利回り6.55%を実現している。キャピタルゲイン型の収益構造により、賃貸運用型よりも高い利回り設定が可能となっている。
STRENGTH
豊富なキャンペーン施策
直近10件のファンドすべてに「特大キャンペーン」「Amazonギフトカード」「えらべるPay」等の付帯特典が設定されており、実質利回りの上乗せ効果が期待できる。
NOTE
劣後出資比率が非開示
公開データからは個別ファンドの劣後出資比率が確認できず、投資家保護の仕組みが不透明。開発型ファンドは市況変動リスクが大きいため、劣後比率の開示は重要な判断材料となる。
NOTE
財務レバレッジの高さ
運営母体の自己資本比率が6.1%と不動産業界でも低水準であり、借入依存度の高い財務構造となっている。事業拡大フェーズではあるが、金利上昇局面では収益圧迫リスクが高まる。

ファンド組成パターン

平均利回り6.55%(レンジ5.0%〜8.1%)は業界水準をやや上回る設定で、すべて区分マンション開発型のキャピタルゲイン狙いとなっている。2022年6月のサービス開始から24件を組成しており、月あたり約0.9件のペースで募集が行われている。1ファンドあたりの平均募集額は約3.6億円と中規模で、キャンペーン付帯により実質利回りの上乗せを図る戦略が顕著である。劣後出資比率や募集方式(先着/抽選)の詳細は公開データからは確認できないため、投資機会の公平性については判断材料が限定的となる。

ファンド組成の傾向
アセットクラス
レジデンス 24件(100%)(平均 6.5%)
配当原資
キャピタル型 24件(100%)
契約形態
匿名組合型(第1号事業) 24件(100%)
募集方式
抽選式 24件(100%)
募集額レンジ
1億〜5億円 21件(88%)
5億円以上 3件(12%)

トラックレコード

項目
累計ファンド数 24件
累計募集額 約87.5億円

2022年6月のサービス開始から約2年半で累計87.5億円を組成しており、年間約35億円ペースで事業規模を拡大している。運用終了13件、運用中10件、募集中1件というステータス内訳から、順調に償還サイクルが回っていることが確認できる。ただし24件中A評価以上のファンドがゼロという点は、案件選定基準や劣後比率設定に課題がある可能性を示唆している。

運営母体の財務分析

企業プロフィール

ダーウィンアセットパートナーズ株式会社は2009年9月設立、資本金1億円の非上場企業で、本社は東京都港区南青山に所在する。代表取締役は男松祐次氏。主要事業は投資不動産の売買・仲介・賃貸管理、新築アパート・マンションの企画開発、不動産クラウドファンディング、海外不動産事業など多岐にわたる。不動産特定共同事業の免許は東京都知事第163号を取得しており、2022年6月にクラウドファンディング事業を開始した。

財務サマリー(BS / PL)
期間売上高営業利益純利益 自己資本比率現預金
2024年度 79.2億円 1.4億円 3百万円 6.1% 5.5億円
2023年度 70.3億円 66百万円 31百万円 9.0% 7.8億円
2022年度 46.9億円 56百万円 39百万円 17.3% 3.2億円
成長性

売上高は2022年の46.9億円から2024年の79.2億円へと3年間で68.9%増加し、営業利益も0.6億円から1.4億円へと148.5%増加しており、トップライン・営業レベルでは順調な成長を示している。ただし経常利益・純利益は2023年から2024年にかけて大幅に減少しており、営業外費用(支払利息等)の増加が収益を圧迫している構造が見られる。

安全性

自己資本比率は2022年の17.3%から2024年には6.1%まで低下しており、不動産業界としても低水準である。総資産は3年間で約2.9倍に拡大しているが、資本金は1億円で据え置かれており、借入による急速な事業拡大が行われていることが分かる。流動比率は約115%程度を維持しており短期的な支払能力は確保されているが、財務レバレッジの高さには注意が必要である。

収益の実態

営業利益は1.4億円と黒字を維持しているが、営業外費用(特に支払利息1.2億円と支払配当金1.2億円)により経常利益が0.07億円まで圧縮されている。これは借入金と預り金の増加に伴う金融コストの上昇が主因と考えられる。不動産クラウドファンディング事業の拡大フェーズでは投資家への配当支払いや借入が増加するため、この収益構造自体は事業モデル上の特性であり、営業利益が黒字である点は評価できる。

財務分析(BS/PL)

自己資本比率は2022年の17.3%から2024年には6.1%まで低下しており、借入による急速な事業拡大が行われている。売上高は3年間で68.9%増加し営業利益も黒字を維持しているが、支払利息と配当金により経常利益が大幅に圧縮される収益構造となっている。


主要事業とクラファン事業との関連性

本業シナジー

新築アパート「BASE」シリーズ、新築マンション「D-STYLE」シリーズの自社開発ブランドを展開しており、クラウドファンディングで組成される開発型ファンドと事業領域が完全に一致している。開発ノウハウと販路を活用した一貫体制が構築されている。

関連当事者取引のリスク

公開データからは個別ファンドの売主・PM先の詳細が確認できないが、自社開発物件をクラウドファンディングで組成する構造上、関連当事者取引が発生している可能性が高い。開発利益の一部がファンド組成を通じて事業者側に還流する利益相反リスクには留意が必要である。

クラファン依存度

2024年度の売上高79.2億円に対し、クラウドファンディングの累計募集額は約87.5億円(約2年半の累計)であり、年間換算では約35億円規模となる。本業の不動産売買・開発事業が主軸であり、クラファン事業は資金調達手段の一つとして位置づけられていると推測される。


契約上の注意点

  • 倒産隔離の有無: 公開データからは第1号事業(匿名組合型)か特例事業(SPC型)かが確認できないが、開発型ファンドの性質上、事業者倒産時の資産保全スキームの有無は重要な確認事項となる。

  • 開発遅延リスク: 区分マンション開発案件は建築工期の遅延や販売不振により想定利回りが実現できないリスクがあり、特に昨今の建築資材高騰や人手不足の影響を受けやすい。

  • 市況変動リスク: キャピタルゲイン型のため、不動産市況の下落局面では売却価格が想定を下回り、劣後出資部分だけでは損失を吸収しきれない可能性がある。

  • 財務健全性リスク: 運営母体の自己資本比率6.1%という水準は、金融環境の変化や不動産市況の悪化時に資金繰りが逼迫するリスクを内包している。

  • 情報開示の不透明性: 劣後出資比率や募集方式の詳細が公開されておらず、投資判断に必要な情報が限定的である点は投資家にとって不利な条件となる。

⚠️ 免責事項:本記事はRE:Insight AIが公開情報および蓄積されたトラックレコードを元に自動生成したプラットフォーム・事業者評価情報です。 投資助言には該当しません。資金の投下判断は必ずご自身の責任のもとで行い、各事業者の公式情報を直接ご確認ください。