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No.01 東京都中央区八丁堀PJ

SENSE OWNERS ・ 分析日: 2026年07月28日 ・ RE:Insight AI
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利回り12%の甘美な数字に隠れた現実は、劣後比率0%という丸腰の戦場。投資家2億円は22億円の物件に対し、盾なしで最前列に立たされる。「売却契約済」の看板も契約金額は闘牛士のケープのごとく見せて隠す。鑑定なし、LTV95%超。事業者の言葉を信じるか否か、それだけが賭けの分水嶺。

インカム型高利回り運用10.6
予定利回り
12%
運用期間
10.6
募集総額
2億円
劣後比率
非公開
所在地
中央区八丁堀
種別
不動産
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4.0
収益性
2.5
透明性
1.2
元本安全性
2.7
事業者信頼性

ポイント

劣後比率0.0%は「投資家が最前列で弾を受ける」構造

本ファンドは優先劣後構造を採用していない。書面には「本契約は優先劣後構造を取っておりません」と明記されており、投資家の出資2億円は物件価格22億円に対して何のクッションも持たない。通常のクラファンでは事業者が劣後出資を行い、物件価格下落時に先に損失を吸収する。本件ではその盾が存在しない。物件価格が1%でも下落すれば、その損失は即座に投資家の元本を直撃する。

「売却契約締結済」の中身が見えない

事業者は「取得価額を25%以上上回る金額で売買契約締結済、手付金受領済」と説明する。22億円の25%増なら27.5億円以上での売却が確約されているように読める。しかし書面には「契約金額については取引先の要請で非開示」とある。投資家は売却価格を確認できず、本当に25%以上のプレミアムが乗っているのか検証不能。手付金の金額も不明であり、買主が契約を履行しなかった場合のリスクも見えない。

LTV95%超という極端なレバレッジ

物件取得価格22億円に対し、抵当権設定額は14億円(ロードスターファンディング)+7億円(ファンズ・レンディング)=21億円。LTVは95.5%に達する。投資家出資2億円は諸費用1億円を含む資金使途に充当されるため、物件価格に対する自己資本は極めて薄い。売却が計画通り進まなければ、借入返済が優先され、投資家への返還は後回しになる。

鑑定評価なしで22億円の妥当性は検証不能

書面には「不動産鑑定士による鑑定評価は未取得」と明記されている。22億円という取得価格が市場価格と整合しているのか、第三者による客観的な検証がない。事業者は「外部への調査、類似エリア、類似物件との取引事例の比較等により妥当性を判断」としているが、その調査結果も開示されていない。投資家は事業者の言い値を信じるしかない。

事業者の急成長は評価できるが、クラファン実績は2件のみ

センス・トラストはTOKYO PRO上場企業であり、売上高は3年間で約6.4倍(41億→77億→263億円)と急拡大している。営業利益率7.7%、自己資本比率10.7%は不動産業界の成長期としては標準的。しかし不動産クラファンの運用実績は2件のみで、償還実績はゼロ。元本割れがないのは当然だが、実績の蓄積がない段階で劣後0%・LTV95%超のハイリスク案件を組成している点は、投資家保護の観点から疑問が残る。

物件概要

項目 内容
所在地 東京都中央区八丁堀四丁目11番8
物件種別 ホテル開発用地(既存建物あり)
構造 鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根9階建
築年月 書面に記載なし(旧耐震基準の可能性あり)
延床面積 1,483.11㎡
テナント 12テナント(詳細非開示)
稼働率 賃貸面積1,128.12㎡ ÷ 賃貸可能面積1,355.24㎡ ≒ 83.2%

収益構造とNOI分析

本ファンドはハイブリッド型(インカム+キャピタル)を標榜するが、配当原資の大部分はキャピタルゲイン(売却益)に依存する構造。

  • NOI(実額): 書面に運営費用の記載がなく算出できません。
  • 年間賃料収入: 57,461,904円(月額4,788,492円×12ヶ月)
  • 運営費用: 租税公課1,035万円(想定)のみ開示、管理費・保険料は非開示
  • (推計・参考値)想定NOI: 賃料の70〜80%と仮定すると約4,022〜4,597万円
  • (推計・参考値)想定キャップレート: 1.8〜2.1%(物件価格22億円ベース)
  • ※上記推計は賃料に対し費用を一律20〜30%と仮置きした概算であり、実際の費用構造は不明。

配当原資: キャピタルゲイン依存型

投資家への予定利回り12%を実現するには、出資2億円に対し年間2,400万円の配当が必要。賃料収入5,746万円から借入金利(21億円×推定金利3〜5%=6,300〜10,500万円)を差し引くと、インカムだけでは配当原資を確保できない可能性が高い。事業者が主張する「25%以上のプレミアム売却」が実現しなければ、配当は大幅に下振れする。

市場価格検証

近隣取引事例データは中古マンションが中心であり、ホテル開発用地との直接比較は困難。参考として中央区の取引データを確認する。

比較項目 ファンド物件 近隣取引中央値 備考
㎡単価 約148万円(22億÷1,483㎡) 約160万円(マンション) 用途が異なり直接比較不可

八丁堀エリアの商業地は公示地価で㎡あたり200〜300万円程度。土地面積273.52㎡×250万円=約6.8億円が土地の概算価値。建物(SRC9階建・延床1,483㎡)の残存価値を加味しても、22億円という取得価格は「ホテル開発後の収益価値」を織り込んだ価格設定と推測される。鑑定評価がないため、この価格が妥当かどうかは検証不能。


土地評価と出口シナリオ

土地評価(推計):

  • 中央区八丁堀の商業地公示地価: 約250〜300万円/㎡
  • 土地面積273.52㎡ × 270万円 ≒ 約7.4億円(概算)
  • 建物残存価値: 築年数不明だが旧耐震の可能性あり、解体費用を考慮すると限定的
シナリオ 売却価格 投資家への影響
楽観(事業者主張通り) 27.5億円以上 元本全額償還+キャピタル配当12%達成
基本(取得価格維持) 22億円 借入21億円返済後、残1億円→元本毀損
悲観(売却不調) 20億円 借入返済で全額消費→元本全損

事業者の「25%以上のプレミアム売却」が実現しなければ、投資家の元本は大きく毀損する。劣後バッファがゼロのため、物件価格が取得価格を1円でも下回れば損失は即座に投資家に帰属する。


ストレステスト

変動要因 変動幅 物件価値への影響 劣後バッファとの関係
売却価格▲10% 22億→19.8億円 ▲2.2億円 バッファなし・元本全損
売却価格▲5% 22億→20.9億円 ▲1.1億円 バッファなし・元本55%毀損
売却遅延6ヶ月 金利負担増 ▲3,000〜5,000万円 配当原資を圧迫

劣後比率0.0%のため、物件価格が1円でも下落すれば投資家の元本が毀損する。借入21億円の返済が最優先されるため、売却価格が21億円を下回れば投資家への返還はゼロになる。物件価格22億円に対し、投資家の元本2億円が無傷で戻るには、売却価格が最低でも23億円(借入21億円+出資2億円)を確保する必要がある。


契約上の注意点

  • 優先劣後構造なし: 損失は投資家が最初に負担する構造。書面に明記あり。
  • 売却価格非開示: 「取引先の要請で非開示」とあり、投資家は売却益の蓋然性を検証できない。
  • 鑑定評価未取得: 22億円の取得価格に第三者の客観的評価がない。
  • テナント情報非開示: 「権利調整中の案件であるため非開示」とあり、賃料収入の安定性を判断できない。
  • 第1号事業(倒産隔離なし): 事業者が破産した場合、ファンド資産は破産財団に組み込まれる可能性あり。
  • 抵当権設定済み: ロードスターファンディング14億円、ファンズ・レンディング7億円の抵当権が設定されており、売却時は借入返済が最優先。

結論

利回り12%の高配当は魅力的だが、劣後比率0.0%・LTV95%超・鑑定評価なし・売却価格非開示という四重苦の構造。事業者の「25%以上のプレミアム売却」を全面的に信じられるかどうかが投資判断の分水嶺となる。検証手段のない「信頼」に2億円を賭けるのは、投資ではなく賭博に近い。

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⚠️ 免責事項:本記事はRE:Insight AIが公開情報・PDF書面を元に自動生成したファンド紹介・分析情報です。 投資助言には該当しません。投資判断は必ずご自身の責任のもとで行い、各事業者の公式情報を直接ご確認ください。